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慢性疾患の病気を知ろう

慢性疾患は、発症して放置しておくと身体に重大なダメージを及ぼすリスクのある病気です。初期症状には自覚がないというケースが多いため、気づいた時には進行していたり合併症を発症したりしていることもあります。ここでは、その慢性疾患の病気と治療法をいくつか紹介していきたいと思います。

まずは、国民病として警笛が鳴らされている糖尿病です。糖尿病には、インスリンが欠乏している1型糖尿病と、インスリンの量が少ない、もしくは適切に作用しない2型糖尿病が存在します。糖尿病を患うと喉が頻繁に渇く、頻尿になる、疲労感が強いなどの症状が表れるとされています。糖尿病の患者の多くは生活習慣や体質が原因と言われている2型であるため、食事に気を配り運動するという治療が取られることが多い傾向にあります。

そして、高血圧も多くの罹患者がいる病気の一つです。食塩の取りすぎで起こることが多い病気であるため、日頃の食事で塩分の強いものを食べすぎないように気をつける必要があります。医師と相談しつつ、食塩を排泄しやすくする食事を取ることが求められます。

そして、脂質異常症は中性脂肪やコレステロールに異常が出ている病気です。放置していると脳梗塞や心筋梗塞になるリスクが高まります。自覚症状がないため、脂質異常症になっているかどうかは自身では気付きにくいでしょう。食生活の見直しや運動が予防に良いとされています。

そのほか、高尿酸血症は尿酸値が高い状態が続き、血液に溶けきらなかった分が結晶化する病気です。親指の付け根の痛みや痛風などの症状を引き起こすリスクがあります。アルコール摂取を控えて、水分を適切に取ることで予防できるといわれています。